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【実録】天井裏を掃除!?ハクビシンを自分で駆除、対策したときの体験談
「なにか動物のフンが天井裏にあるみたい。自分で掃除できるのかな…?」
「夜中になると天井からドタバタと音がする!うるさいし怖いし、なんとかしたい…」
と思っている方。
実は、天井裏に動物がいる音がするなら、その動物は確実にそこでフンをしています。
たとえどんなに見た目がかわいい動物でも、フンはアレルギーや感染症、害虫などの危険が盛りだくさんです。
また、もし動物が天井裏から降りてきて噛まれたら…と考えると、夜も眠れませんよね。
とはいえ、自分で対策できるのかどうか、具体的な方法はなかなかわかりにくいものです。
そこで、この記事では筆者が自分でハクビシン対策をしたときの体験談をまとめました。
先に結論をお伝えすると、素人がする対策は完璧ではないことが多くキケンもともなうため、やや高くついても業者にお願いすることをおすすめします。
この記事が害獣被害でお悩みの方の参考になれば幸いです。
きっかけ:天井裏にあるのはハクビシンのフン…!?
ユージ
ハクビシンの被害に気づいたのは、11月の終わりごろに初めて古民家を掃除したときです。
ハル
天井の板のスキマから何かが見えていて、棒でつついたら木の実の殻が落ちてきたので「これは何かおかしい!」と直感でわかりました。
はじめにハクビシン被害に気づいたきっかけは、天井の板と板のスキマからフンが見えていたことでした。
木の実の殻がある特徴を友人に伝えたところ「それはハクビシンのフンじゃないかな?」と言われ、インターネットで検索。
ハクビシン被害だと確信しました。
急いで他の部屋の天井も確認すると、そこには不自然なシミが広がっており「これは思ったより深刻かもしれないな…」と感じたのを覚えています。
【本音】業者は料金が高い!と感じて依頼しませんでした
ユージ
最初は業者にお願いしてハクビシン対策をしようと思いましたが、料金が高く感じてやめました。
ハル
ハクビシンの気配や物音がなかったため「フンの掃除だけなら私たちだけでできる」と思っていました。
私たちはハクビシン対策として、天井裏のフン掃除を自分たちでしました。
その理由は以下の2つです。
- 古民家を借りたばかりでお金がなく、ハクビシン駆除業者は高額に感じた
- ハクビシンの姿は見当たらず、フンの掃除だけなら自分たちでできると思った
天井裏をちらっと見ただけで「掃除だけだから、わざわざ業者に依頼するまでもない。」と思っていました。
ハル
でも、でも次またハクビシン被害にあったら、私はもう自分でしたくありません…。
続いては私たちが実際にハクビシン対策でやったことを紹介します。
ハクビシン対策でやったこと:1階と2階の間に入って掃除した
私たちがしたハクビシン対策は、フン掃除です。
天井裏にのぼって、たまっていたハクビシンのフンを掃除しました。
天井の板がはずせたので、はしごを使ってのぼり、天井裏に入り込みました。
ライトで照らすと、そこにはハクビシンのフンが大量に!
天井を下から見上げていたときにフンがある位置はおおよそつかんでいました。
なので、ハクビシンのフンがありそうな箇所をライトで照らすと、やはりそこにはハクビシンのフンが。
そして隣の部屋の天井も照らしてみると、なんと天井一面がものすごい量のフンでおおわれていたのです!
ユージ
「よく今まで天井が抜けなかったな!」とヒヤッとしました。
ハル
もしフンに気づかなかったら、その下でずっと生活していたと思うと鳥肌が立ちます…。
天井裏は思っていたよりも狭く、フンを入れたゴミ袋を運びながら進むのは難しいと考えて、私たちはまずフンを床まで落とすことにしました。
木の天井がミシミシ…落下や病原菌のリスクを感じながらのフン掃除
とりあえず、まずは入ってきた天井の穴から、落とすようにフンを掃き出すことにしました。
下にはあらかじめビニールシートを敷いておき、そこでまとめて捨てる作戦です。
ユージ
文字で書くと簡単に思えますが、天井裏は高さがあまりなく、作業中はずっと中腰なのでキツかったです…。
ハル
私は途中で天井がミシミシッと音を立てたのが本当に怖かったです。落ちてケガするかと思いました。
天井の板はハクビシンのふん尿で傷んでいました。
つまり、いつ踏み抜いてしまうかわからない状態だったのです。
ただでさえ中腰でのフン掃除は重労働ですが、それに加えて落下や病原菌のリスクもあります。
ハクビシン対策をしたことない素人には、どこまでが安全なのかわかりませんでした。
正直なところ、自分での天井裏掃除は誰にもおすすめしたくありません。
ハル
掃除してるときに、何度も「なんで自分でやろうとしたんだろう」と後悔しました。
3日後にハクビシンのフン掃除をようやく完了!
そして大きなゴミ袋が3つも4つもいっぱいになったころ、ようやく2部屋分の天井裏がキレイになりました。
その後、傷んだ天井をふみ抜きそうになりながらさらに奥の部屋まで行き、何とか掃除を終えたのは3日後のことです。
達成感よりも「もう2度とハクビシンのフン掃除をしたくない!」という気持ちのほうが大きかったことを強く覚えています。
天井掃除でかかった費用:5,000円くらい
私たちがした天井掃除でかかった費用は約5,000円です。
使ったものは以下の通り。
【装備】
- カッパ(上下)
- 粉塵マスク
- ゴーグル
- ビニールシート
- 軍手
- 作業用長ぐつ
- 懐中電灯
【掃除用具】
- ほうき
- ちりとり
- ほこり取り
- クイックルワイパー(本体、シート)
- アルコールスプレー
- ぞうきん
- ゴミ袋
【その他】
- はしご
- シャベル
もともと家にあって購入しなかったものもあります。
なので、1から全ての道具をそろえると20,000円は超えるはずです。
さらに罠など捕獲のための道具を買うとなると、値段は跳ね上がります。
ユージ
そうなると、業者にお願いしたほうが再発もなくて確実に安上がりです!
天井裏掃除の費用相場
私たちが実際にやった天井裏掃除を業者に依頼したときの費用相場は以下のとおりです。
フン、巣の回収 | 5000〜25000円/箇所 | 量、大きさによる |
---|---|---|
ノミ、ダニの駆除 | 400〜800円/㎡ | 建物の構造による |
消毒、消臭 | 500〜1000円/㎡ | 建物の構造による |
筆者は巨大な古民家の天井裏を中腰で進みながら、大きなゴミ袋が何枚もパンパンになるほど大量のフンを集めたので、相場と照らし合わせると「安くても30,000円」はかかる計算です。
ユージ
とはいえ安く済ませようとして再びハクビシンに侵入されてしまっては元も子もないので、当サイトでは業者による完全駆除をおすすめしています。
害獣駆除は高い?相場はいくら?
「もし害獣がいたら駆除費用は高いのかな…」と思うかもしれませんが、害獣の種類に関係なく、駆除にかかる料金はおおよそ「3〜5万円」が相場です。
ただし、天井が抜け落ちていてリフォームが必要など、被害の大きさ・施工の内容によっては高額になることもあります。
実際に当サイト「ハクビシン戦記」が実施したアンケートでは、以下のような回答もありました。
天井の張替もあったので30万円かかりました。
ユージ
つまり害獣の被害は放置せず、発見したらすぐに駆除するのが最も安く済ませる方法です。
ハクビシン、アライグマ、イタチなどの駆除相場表
害獣駆除を業者に依頼した場合の、作業内容ごとの相場をまとめました。
施工 | 値段 | メモ |
---|---|---|
監視カメラの設置 | 5000〜7000円/台 | リース代を含む |
カメラの点検・管理 | 5000〜7000円/回 | 業者からの距離による |
点検口の設置・作成 | 10000〜30000円/箇所 | 点検口がない場合のみ |
侵入口遮断 | 5000〜30000円/箇所 | 大きさ、難易度による |
追い出し | 400〜700円/㎡ | 建物の大きさによる |
捕獲申請代行 | 5000〜50000円 | 自治体による |
捕獲ゲージ設置・管理 | 10000〜30000円 | 業者からの距離による |
捕獲害獣の回収・処理 | 15000〜30000円/匹 | 捕獲した場合のみ |
フン、巣の回収 | 5000〜25000円/箇所 | 量、大きさによる |
ノミ、ダニの駆除 | 400〜800円/㎡ | 建物の構造による |
消毒、消臭 | 500〜1000円/㎡ | 建物の構造による |
ハクビシンやイタチ、アライグマなど害獣の種類を問わず、作業内容によって相場が存在するイメージです。
ハクビシン対策後に起こった問題:鼻水、肌や目のかゆみ
実はハクビシン対策をしたあとにも問題は起こりました。
それは、鼻水や皮膚のかゆみです。
まず鼻水が出てきました。それから肌や目がかゆくなりました。
ハル
お風呂に入ったらかゆみはなくなったから、よかったですが…。
ユージ
私はなにも異変が起こりませんでしたが、家族が健康被害にあうのは心配です。
フン掃除をした次の日まで鼻水は続いたので、アレルギー体質の方だともっとひどくなるかもしれません。
何より自分の家族が鼻水やかゆみで苦しむところは見たくないですよね。
なのでできるだけ早く、業者にハクビシン駆除を依頼することをおすすめします。
ハクビシン対策後のいま、心配していること
ユージ
入れないところがあったし、フンを全て掃除しきれたわけではないのが心配だなぁ。
ハル
またハクビシンが入ってきたら、私たちの努力が水の泡だよね…。
フン掃除をしたことで、とりあえず天井のスキマからフンが見えなくはなりました。
しかし天井裏にある全てのフンを掃除しきれたわけではなので、また何かしらの被害が出ないか心配です。
ましてや侵入経路の特定は、業者でもない限り不可能に近いでしょう。
これからは定期的に忌避剤をまくことで、天井裏にハクビシンが住み着くことを防いでいくつもりです。
自分で屋根裏に登るのはもうしたくない!害獣駆除業者への依頼をおすすめします
ここまでハクビシン駆除について、体験談をまとめました。
私たちはなんとか対策できましたが、しかしいつ再発するかはわからない状況です。
再発すれば当然ながら費用はかさんでいきますし「業者に依頼したほうが安かった!」と後悔する日が来るかもしれません。
そして何より「もしハクビシンに出くわしたら…」と思うと怖くて心臓がドキドキします。
ハル
私はもうしたくありません!次は業者にお願いしたいです。
ユージ
もし次ハクビシンが来たら、業者にお願いして再発しないように完全駆除してもらいたいです!
これをお読みのあなたが今ハクビシン被害に悩んでいるようであれば、まず業者への無料見積り依頼をおすすめします。
できるだけ安く駆除するには複数社での相見積もりが欠かせません。
詳しくは「ハクビシン駆除業者おすすめランキングTOP10!選び方や費用相場、料金まで徹底解説」をご一読ください。
取り返しがつかないことになる前に、まずは業者に無料相談してみることをおすすめします。
「他の人の体験談も読んでみたいな…」と思った方は、「【25名にアンケート】ハクビシン被害、駆除の実体験・口コミまとめ」をチェックしてみてください。